ちゃいの秘密日記 
○●2005年度●○

 

 

 

 

◎ 彷徨える赤い弾丸
 - 3月 31日 -

この日記振り返ってみると、今年は結構書いたね。

今年度は人生数ある苦しい時間の中の五本に入る出来事が続いた。いつも思うけど、この世の中、表と裏、陰と陽、光と闇、良い事と悪い事、見事なほどにバランスが取れている。
バランス…このことがとても重要なんだと思うのです。スポーツ選手が成功するために日々続けるきついトレーニング。受験に受かるための勉強。何かを得るにはそれを得るだけの労力があって始めて行き着ける。何もないところに結果は出ない。
でも、結果に行き着くための努力は、気持ちの持ちようで楽しむことも出来る。課程が大事というのは、その課程を精一杯やり尽くし、それを楽しんで、なおかつ結果につなげることが大切だと言うことだと思うのです。

楽しいことも苦しいことも精一杯向き合って生きたいと思う2006年の春でした。ではでは!

 

◎ 春の嵐
 - 3月 13日 -

この日記を書き込んでいる3/13(月)の午前2:00、山梨の外は強風が吹き荒れています。
もの凄い音です。ジャンボ機が低空で飛ぶような地響きに似た音を立てて。まさに春の嵐。

ところで、最近ポジティブを心地よく受け入れられる心境の僕としては、忙しい時期にもかかわらず、今年の変革に向けてちょっと準備を始めました。特にこれだと明言できないのですが、資格とか仕事とか、その辺の準備です。
思い起こしてみると、子供の頃、心配性の僕は宿題を済ませてからでないと遊びに出られないお子様でした。中・高・大学の試験前は計画を立てないと今やっていることに集中できなかったり…。
ところが同世代とくらべてちょっと挑戦が多すぎたためか、いつの頃からか常にギリギリの生活をするようになり、忙しさの中で心配をかき消しています。
最近、改めて事前に手を打つことの意義を感じ、そうしたいと思っていました。でも、やらなきゃいけないことが本当に多い。人生の中に、ボーッと過ごす不安を感じる時期もあったので、忙しいのはそこそこ心地よいのですが、計画的にやって自分も納得しながら進んでいく方が気分がいいよね。

そんなことを考える春の夜でした。そろそろ春のセンチメンタルに駆られる時期。特に良いことがあるわけではないけど、今年はその感傷的な気分すら楽しみたい心境です。

ではでは ヾ(^_^)BYE

 

◎ パンドラの箱
 - 2月 26日 -

心の中にいろんな感情をコントロールする箱がある。
多少のことでは怒ったりせず、気持ちを落ち着かせて事に当たる。そのための箱。大人でいるための箱。実際、この箱のおかげで、感情に流されずにいろんなものを真っ直ぐ見ることが出来る。感情で人を見ずに、本当の部分を見ることも出来る。

だけど、たまにこの箱を開けたくなるときがある。本当に何年かに一回。自分がすごくイヤなとき、全部開け払って自分を見つめるために。その箱の中を見つめたかった。

吐き出そうと思って、分かってくれそうな人に話そうと思った。でも、いざあって話そうとしたら、吐き出さなくても平気だった。

パンドラの箱の中にはいやなことばかりが詰まっているのではない。その最後に残ったものは希望。それはこの汚れた世の中ではとても大切な光。大切なものに気付かされた、そんな春が近い雨の一日でした。

木村カエラの「YOU」という曲、とても好きです。

 

◎ 春までもうひと越え
 - 2月 19日 -

今年もまた、仕事は怒濤の日々です。
一難去ってまた一難。毎日壁にぶつかりながら、ギリギリで乗り越えていく感じ。
あまりに綱渡りな日々が続いて、多少のことでは動じない。と言うより感覚が鈍っているのかも。

そんな中、先日地元の商工会議所の研修で、マレーシア・タイに行ってきた。またしても忙しい中だったので、3日ほど2〜3時間睡眠の日々を乗り越え、出発前日はとうとう徹夜で出発、空港までのバスは熟睡でした(汗)。

旅の中ではいろいろありましたが、少なくともその間は電話もつながらず仕事をすっかり忘れたので、気持ちも随分楽でした。会社でフォローしてくれたグループの仲間に感謝です。

今年は気分は随分前向きだし、カッとして当たりが強くなることもないのだけれど、それでも年明けからいろんなことがあって、まだ今年も一月半だというのに、随分中身が濃い。ただ、そうした自分の中で、なにか明確に変わっていっている実感がないのも事実。日々、自分の動きで何かが変わっていくことで、僕らは進んでいるような実感を得る。それが自分自身のなかであまり無いのかもしれない。周りは良かれ悪かれいろいろ変わっているのに。だいたい僕の場合、振り返ってみると5年スパンくらいでないと変化が現れない。会社に入って今年でまる5年が終わる。積極的な変化を望んでもいい時期だと思うのです。

先週、甲府は気温23℃まで上がりました。家では蝶が孵った程です。でも、春の香はまだしません。もうしばらく寒さに耐えて、本当の春を待つばかりです。

 

◎ 健康であること
 - 1月 7日 -

明けましておめでとうございます。

毎年言うこの言葉、新年を迎えられることの喜びの言葉であるということを、改めて考えさせられる年明けとなりました。

仕事始めの日、会議中にグループの社員が突然言葉を発しなくなりました。怒って黙っているのかと思うのですが、どうも様子が違う。こちらの問いかけが分かっていて、普通に返事をしようとしている雰囲気なのになぜか口だけが動かない。会議後、帰ろうとしたので駆け寄って椅子に座らせているうちに顔が青ざめてゆき、これは危ないと感じ、救急車を呼び、大学病院へ運びました。救急車の中でも意識はあるのですが言葉を発しない。その日は原因がわからないままでしたが、結局翌日脳溢血であることが分かり、即手術。無事成功し、現在安静に入院中です。

命に別状はないものの、そこはやはり脳のことであり、簡単に職場に復帰するわけにもいきません。仕事をする、家族のために、そして自分のために。そうしたことが、一瞬のうちに閉ざされてしまう出来事に、健康であることの尊さを考えざるを得ませんでした。

人生は短い。健康でありながら、精一杯生きてゆきたい…。

 

◎ Endless Violin
 - 12月 4日 -

今年もあとひと月です。
くどいけど、今年は本当に辛いことが多かった。自分ではなんともならない。それでいて自分を傷つけながらしかし進み続けなくてはならない、そんな一年だったな。まだ、ひと月あるので、来年につながるように真面目に生きたいと思います。

ところで、昨日、三年ぶりに葉加瀬太郎のコンサートに行って来た。ギタークラブの定期演奏会を差し置いて(汗)。
山梨にもメジャーアーティストが来るようになり、観客も楽しみ方を分かってきたように思います。今回は僕の好きなアイルランド音楽もやってくれたり、ジプシーサウンドもあったり、またしても良いコンサートでした。山梨でメジャーを見るメリットは、近くで見られると言うこと。

ちなみに、今年のコンサートはこれが最初で最後。村治佳織も彼女のアクシデントで流れ、そういえば、去年は押尾コータローも行けなかった。文化を素直に楽しめる心、それはとても心が健康な証。前向きな証。もっと良い音楽や良い芸術を楽しみたい。

そして、今日は一年ぶりくらいに、クレストへ行った。最近、お湯につかるととても気持ちよく感じます。いつもは忙しくなると面倒臭くて湯船になんかとおもっていたのに。そんなわけで、今日はお風呂を堪能しました。雪でも降りそうな屋上で、ちょっとぬるいワイン風呂に1時間くらいつかり、いろんなことを考え、全く何も考えず、そんな贅沢な時間をすごした。気持ちいいね。そういうの素直に喜びたいね、来年は…。

 

◎ 風邪
 - 11月 29日 -

久しぶりです。

10月頭から、怒濤の生活に入っていました。
今回はきつかった。記憶では前に休めた日は10/10だったと思います。もう、土・日勘定に入れないとことがすまなくなってきた。いい加減にやばい。しかし、やり抜かねばならない。何としても!そんな最中、今月のプレジデントの特集が「やり抜く力」。嫌がらせか…。

ところで、今日は昨年に続き、「関東の富士見百景 地域づくり交流会」に参加してきました。さいたま新都心まで高速ドライブ。昨年は会社で応募した甲斐市の玉幡公園とアルプス通りからの富士が当選し、受賞式で参加しました。今回も沢山の地域から応募されていて、今回の選定を合わせて関東の富士見百景が決まったわけです。玉幡公園もいよいよ来年オープン。地域づくりの拠点として活用されればなぁと期待しちゃいます。

そんな埼玉への出張でしたが、埼玉はとても暖かかったです。風邪引きの僕でも暖かく感じるくらい。とても11月とは思えない陽気でした。明後日にはもう12月だというのに。それにしても、今年もあとホントに少しです(^_^;)

 

◎ Have you walked along 100km distance?
 - 9月 25日 -

会社で参加しているハイコープという異業種交流団体が主催する「甲斐路100km歩け歩け大会」に参加した。

密かにこのために1ヶ月程僅かな距離ではあるが走って準備してきた。当日は台風が近づく天候の中スタートを切った。実際、35kmの第一チェックポイントまではかなり良いペースで足も痛くなく快調に進めた。問題はその後だ。古傷の右足首に痛みが走り、去年も痛めた腰も重くなった。筋肉痛や足の裏に出来た水ぶくれなどは比較的我慢できるのだが、この間接にかかる痛みはひどかった。

今回の発見は音楽の力とマッサージの力と景色。
音楽は曲のリズムにのせて身体が勝手に進む。だから選ぶ音楽もロックかスピードチューンが良い。バラードも時折入れておくと一息つくときによい。ただ、暗い曲はダメだ。大好きな宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」を入れておいたが、だるさが増しただけだった。
マッサージをチェックポイント受けたが、その度にもう何キロかは歩けそうな感じになる。人の手からまさに気が送り込まれているようで、本当に有り難かった。
景色は、普段来るまで見るのとは全く違った景色があった。幹線道路を歩いたので、何度も通っている道なのに、発見が多かった。また、夜道も曇った夜空から時折見える月がなんだか普段見ているのとは違って、光り方やそれによって移ろう木々の動きが久しぶりに自然を感じる瞬間だった。

結果に63kmしか歩けなかった。歩ききった人たちの特徴は、体系的に身軽な人、事前の準備を十分に行っていた人、仕事で修羅場を何度もくぐって勝ち抜いてきたおじさん達。特に感動したのは僕と一緒に毎晩遅くまでパソコンに向かっているNリーダーが、もう前半から足が痛いと言いながら身体を引きずって完歩したこと。しかも途中で、やはり足にまめができて歩けなくなっていた子供に自分の杖を貸して、なお自分は歩き続けたこと。自分が辛いときに他人にも気を配れること。やはり一事が万事。毎日きちんと続けられることが何か大きなことが起きるときに真価を発揮する。そんなことを感じたイベントだった。

来年もしまた開催されることがあれば、ぜひとも100km完歩したい。

  

◎ ともだち
 - 9月 18日 -

大学の時のギタークラブの後輩達がキャンプを山梨でしているということで、二日目のお昼に呼ばれた。懐かしい顔と、その中に彼女を連れてきたヤツもいた。気心の知れた仲間。生きていくことにリアルではないが、精神的にはもっともリアル(本音)で関わった仲間。今はそれぞれの生きる道の中で、時には疲れたり、時には夢見たりしながら生活している。簡単にくだけられる、そして、それでも信頼を失わない。それが、苦楽を共にした仲間の良さだ。

それにしても、彼らがかつて僕の話したことで印象的だったのは、保育園の時に富士山に登った時に見たUFOの話だっそうである。しかし、事実だからしょうがないよね。見たものは見たのだ!

  

◎ 海(当日)
 - 9月 16日 -

有休取って心を癒しに行った。

やらなきゃならないことを山積みにしながら、それでも乾ききった心に何かを得たくて車を走らせた。

こんなにのんびりしながら車を運転するのは久しぶりだ。精進湖線を抜け富士市に入り田子の浦へ。金曜日とはいえ平日の昼下がり、海には人などほとんどいない。

夏が終わりを告げた海に何か忘れていたものがあるかも…、しかし、実際には何もなかった。薄曇りの雲間から時折太陽が姿をみせ、割と荒れていた海を照らしていた。ただ、潮風が吹き抜け、美しいけど荒々しい波とその音だけがテトラポットに当たって砕け、その後ろの砂浜で投げ出された流木がただそこに在るだけだった。

期待はずれ。しかし、よく考えると、いったい何を期待していたんだろう。失敗したことが解決できると思ったのか。このふさぎ込んだ気持ちを癒してくれる何かがあると思ったのか。期待は自分以外への依存。自分の何かを変えるのは期待ではなく、やっぱりこのやり場のない現実の中で行動して打開していくしか救われる道はないかもしれない。そう感じながら、それでも誰かに少しだけ助けて欲しい、癒して欲しいと思う気持ちも依然としてある。やっぱり依存かなぁ…。

「全ての命は未来を得るために戦う」  今、テレビでそんなこと言ってる。
僕という命が未来を得るために何と戦うのか…欲しいものを得るために戦うことにどこか罪悪感を感じながら、その罪悪感のせいにして本質にたどり着かずに傍観する心。当面はそれとの戦い。

ギタークラブ時代、喜び・感動に素直だった。最近は喜びはちょっと遠いところにある。素直に喜ぶこと、心の解放はまずは’心のご馳走’にであわなくちゃ!

  

◎ 海
 - 9月 10日 -

今日の朝(というより日が変わった直後)、事件は起きた。

荷物を取りながら、衆議院選挙の投票に来ていた弟が、昼間の混雑を避けて9日の22:00頃帰っていった。
このところ午前様続きだった僕は、今日は早く寝ようと22:00ちょっと過ぎ、弟が帰ったすぐ後に自宅についた。夕食後即寝。睡眠て気持ちいい。

日も変わった1:00過ぎ、弟から電話が入った。「車が動かなくなった」
とりあえずJAFを読んで見てもらうように言ったが、どちらにしろ、荷物を持って下宿先まで行かねばならず、交通手段がないのを不憫に思った母は「送りに行ってあげて!」と父に言う。もういい大人なんだから何とかするだろうと僕は言ったが、やはり親心、送りに行くということなので、それはそれでテレビを見ながらうたた寝していた父に往復させるのも忍びなく、結局僕が運転して千葉まで送りに行った。

中央道でスカイラインとデッドヒートを繰り広げ、高井戸では事故で渋滞になることにヒヤヒヤしながら、何とかJAFに運ばれた自動車工場(葛西の辺)へ到着、荷物を積み込みながら、すきすきの東関道をブッとばして千葉の佐原まで行った。茨城もすぐそこのところだ。向こうに着いたのが5:00。空が白んできた。そこで弟を下ろし、すぐに山梨へ折り返した。

かなりの強行軍であったが、東関道を帰る途中、明け始める夜空と高速道路の照明がとても美しい景色を見せてくれた。8/20の日記に書いた、谷川俊太郎さんの「朝のリレー」を肌で実感する瞬間だった。ちょっと感動しながら、ねむねむの土曜日休日出勤を過ごすのであった。

ところで、今週は夏休みに出勤した代休を一日とって、ちょっと買い物に行きながら、海を見に行こうかと思っています。例年のごとく、夏を感じるのは会社や現場での暑さだけだったので、2005年の夏を心に焼き付けに海を見に行ってきます。

やはり、季節を感じて生きていたいから…。

  

◎ うた
 - 8月 20日 -

音楽が好きだけど、実は歌詞の内容が重要なポイントなのです。

そんなわけで、結構いろんな詩集を読んでいます。家には母が若い頃に買った日本の近代詩人の詩集があって何の気無しに読んでいます。大学の頃のお気に入りは中原中也。かなりロックな詩でした。思い返してみると、保育園の卒園式に宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を読みました。読んだと言うより暗記させられて、一人式の最後に暗唱したと言うところでしたが。当日、なぜかそれを言い終えたとき、来ている父兄の皆さんが笑っていた。保育園児がらしくないこと言っているなと思ったのでしょうか。でも、僕の精神年齢はそのころの方が遙かに高く、言い終えた自分に強い使命感や責任感を感じたものです。

少し前に気になる詩がありました。日本生命のCMで流れている詩です。

〜 保険にダイヤモンドの輝きもなければ、
  パソコンの便利さもありません。
  けれど目に見えぬこの商品には、
  人間の血が通っています。
  人間の未来への切ない望みがこめられています。… 〜

谷川俊太郎さんの「愛する人のために」という詩だそうです。学校で沢山の詩を習ったが、記憶に残っているのは谷川さんの「朝のリレー」です。言葉が景色を思い起こさせ、そして世界はひとつなんだって実感させるすごい詩です。そんなわけで、この生命保険の詩も味わうほどに深みがあります。

最近、谷川さんの新しい詩に触れる機会がありました。「魂のいちばんおいしいところ」という詩です。これも、出会ったばかりで、今はその深さにたどり着けず、読むたびにいろんな感じを受けます。でも、そのいろんな感情を味わう毎日です。

いまは、誰かのために頑張れず、自分の何かを探す日々です…

  

◎ いまは、会いにゆけません!
 - 8月 14日 -

最近心から笑っていない。
「あるある大辞典」で笑うことがもの凄く体にいいことがやっていた。
普通に考えると、素直に心から笑えるその状況こそが健康的だもんね。
心が不健康で思い詰めることが多いからなかなか笑えないんだもんね。

そんなわけで、最近走り始めました。
汗をたっぷりかいて頭の中真っ白にしたくて…。
でも、そうなると思って走ってみたが、意外と気になることが頭の中でズーッと浮かんで堂々巡りして、自分がいったいどれだけ走ったのか覚えていない。
気持ちと身体、上手にコントロールすることは難しいけど大切だ。

ところで、最近「いま、会いにゆきます」のDVDを観た。
この原作本は去年くらいに友達の話の中にでてきて気になって買って半分まで読んであった。
DVDはレコード屋でなにげに置いてあったのを買った。とても美しい、灰汁のないラブストーリーだった。梅雨のときの気持ちの微妙なニュアンスがストーリーとがっちりはまってた。とても温かい時間の積み重ねだけど別れてしまうことが分かっている悲しい話なのに、終わりが次への力強い始まりになるからすごく希望に満ちたエンディングだった。これが秋雨だとダメだったと思う。秋雨だと次に来るのは肌寒い冬だから滅入っちゃうよね。驚いたのがこの映画、北杜市でかなりの場面を撮っていたんですよ。あとは長野の諏訪や富士見なんかで撮影していた。この山梨にもあんなに美しいところがあったんだね。
それで、原作を読みかけであったのを思い出して残りを読んだ。とても苦しかった。
「きみを、幸せにしてあげたかった」
自分すらなかなか幸せだと実感するのが難しいこの世の中で、誰かを幸せに出来るって凄いことだと本当に思う。だって、幸せの価値観は人それぞれなのに。そう思える人と出会えること。それは本当に素晴らしいことなんだなって思うよ。

最近のこのどん底気分から如何に抜け出すか…今後を占う挑戦が始まっている。

 

◎ いつか
 - 7月 23日 -

人は輝く。

心から前向きにその歩む道を信じたとき、穏やかでも力強い輝きを持つ。
自分の歩む道を信じられなかったり、迷っているときは逆に霞んでしまう。
悩むときは何となく当たりが強くなり、誰かれかまわず傷つけてしまう。流れも暗くなる。

時には輝き、時には霞み、悲しくなったり、嬉しくなったり、そんな風にみんな生きていくんだね。もちろん嬉しいことが多い方が良い。でも悲しいことがあるから嬉しさの素晴らしさを新鮮に感じられる。

後輩が結婚するそうです。今日、その報告に来てくれました。これも素晴らしいことのひとつ。色々悩みがあったはずのあの頃、でも、そこで関わった人々が幸せになっていくことは、精一杯駆け抜けた日々に価値があったと心底思える。

どうか、僕も、僕と関わった多くの大切な人たちも、いろんなことにぶつかりながら、いつか幸せに満ちる瞬間に出会えることを祈るばかりである。

おめでとう、そして、どうぞこれからも幸せに!

 

◎ 転機
 - 7月 3日 -

人は変わることを願いながら、なかなか変われずにそこに留まっている。
忙しい状況を何とかしたいと思いながら、忙しいことが理由になって変われずにいる。
変わることが何でも良いわけではない。良いものを変えずに守り続けることも大事。でも、大概変わりたいと思うところは、自分がイヤだと思っていたり参っていたりする内なる嫌悪感だったりする。
しかし、変わるのは大変だ。だってその変えたい部分もいろいろ複合されたものが個人を形成しているのであり、つまり、イヤな部分を変えることは即ちその人が変わると言うこと。

変わるのはなかなか大変。でも、人は何かをきっかけに突然変わることがある。自分自身を揺り動かす大きな理由と共に。つまり、その揺り動かす理由を元に、心が決意するのです。いろんな失敗や悲しみや苦しみの中から、二度とそんな思いをしたくないという生命の衝動に駆られて。

人生は一度きり。その一瞬一瞬を精一杯生きて、満足できる瞬間を噛みしめて生きたいのです。

 

◎ 癒し
 - 6月 5日 -

心が休まる瞬間ってありますか?

一年中いつも心に心配なことが引っかかっていて何をやってもすっきりしない状況です。楽しいことを楽しく感じられない…これは凄くやばい状況です。人間は心が「気」になって外に発散されています。だからいつも不安に思っている「気」が外に出てしまう。自分自身にも癒しは欲しいけど、癒してあげたい人にまでそうした不安の「気」を伝えてしまう。

自分を信じて良くなることを疑わない気持ち。本当に思い続けられたとき、現実はその方向に動き始める。

でも、癒されたいときはときどき来る。そんな時、僕には音楽がある。気持ちを吐き出す音楽、気持ちを落ち着かせる音楽、感情を揺さぶる音楽。
先日、癒しとなる音楽をいただきました。どんなに辛いことも必ず終わるときが来る。その時まで気持ちを潰さずに耐える強さを持ち続けること、腐らずに前を見続けること。最後に残るのはその気持ち。

音楽と共に、青い空と白い雲と芽吹きの緑と共に…

 

◎ 命
 - 5月 8日 -

長いゴールデンウィークが終わり、いよいよ通常生活が始まります。とはいえ、ちょっと普段出来ない仕事の準備なんかもしていたので、実質休んだ時間は連休ほどではないけど、でもそれなりにリラックスしていました。懐かしい仲間にも会ったりしたしね。

ゴールデンウィークと母の日がかさなった今日、人が健康に生きていることの大切さをモヤモヤッと考えています。家族や大切な人がいつまでもともにいるわけではない。関西の電車事故でもっともきちんと考えなくてはいけないのは、常にリスクは僕らの生活の傍らにあり、ふとしたきっかけでそれに巻き込まれるということ。本来生きていくということはそうしたリスクとどうやって向かい合うかと言うこと。だって生きているのだから。昨年、後輩が突然亡くなったり、自分自身も体調を崩したりして、今という状態がある尊さを痛感した一年でした。

健康であることは本当に有り難い。皆が健康であることを願い、また健康でいられるようちょっと気を使いながら、僕にとって一番力のみなぎる5月を生活していこうと思うのでした。

 

◎ 新緑
 - 5月 5日 -

五月五日のこどもの日。今年はゴールデンウィークが長くて、ちょっとなまり気味です。
でも、普段出来ないことを一生懸命やってみました。
部屋の掃除、友達の新築祝い、タイヤ交換、庭の草むしり、猫のお墓の掃除、等々…って、これって普段出来ることか!
そう考えてみると、普段、人の生活と呼ばれる部分を本当におろそかにしている。
美輪明宏が言ってました。

「生活とは、生きることを活かすこと」

深い、深すぎる! 僕はなかなか生きることを活かしきっていないなぁ (T.T)
生活そのものを楽しんで精一杯やれたら、こんな幸せなことはないんですね。
そんなことを考えながら残りの休日を活かしたいなぁなんて思うひとときでした。

 

◎ 桜
 - 4月 3日 -

また年度が替わりましたね。
僕もとうとう入社五年目に突入。そろそろ何かひとつくらいは成果を出しても良いんではないだろうか。

ちなみに山梨の桜は咲き始めました。

  

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