ちゃいの秘密日記 
○●2007年度●○

 

 

■気持ちがあれば、その日は必ず来る
 - 3月9日 -

土木の計画・設計をやるのであれば、最終的には持っていないと勝負にならない資格、「技術士」。

大学院の1年生の時に初めて一次試験を受けた時からすると早10年。
やっと最終口頭試験もパスし、昨日合格通知が届きました。

目まぐるしくいろんな事が起きる中で、どうしても個人的な事は後回しにしがちなところがあったり、大きな問題があるとそれを解決するまで他のことが手に付かない面倒くさい性格もてつだって、なかなかこれ一筋に時間を割くことができなかったが、逆に大きな問題を乗り越えながら考える力を身につけていったように思います。

さりとて、これはあくまでライセンス。
資格のもとに、実際に世の中にある問題を解決してこそ意味がある。
僕が受かったのは「建設部門 都市及び地方計画」というジャンル。
どうやって街を作っていくのか、是非地元山梨の中で活かしたいものです。

受検にあたり、いろいろ教えてくれた方、考える機会をくれた世の中の皆様に感謝して、また明日から頑張ります!!

 

■本当に…
 - 1月13日 -

今日はBON JOVIのライブを見に行った。

怒濤の2007年は、苦しいことや悲しいこと、楽しいこと、嬉しかったこと、色々あったのに実はあんまり鮮明に覚えていない。それほど、高速で過ぎたし、毎日が挑戦だった。前だけを向いて走っていた。

東京に向かう車の中で、本当に自分自身に近い出来事を淡々と話した。
一生懸命に取り組んでいる方向は、みんなの幸せのためと思いながら、自分の幸せ、本当に大切にしなくてはならない人の幸せを後回しにして、結果悲しい思いをさせる。みんなのためを言い訳にして、たった一人も守れなかった事実から目を背ける。

優しいその言葉は、でも同時に、逃げようのない現実を突きつける。
大好きなその人柄が、強烈に自分に重なりながら、強烈に遠くに感じられる。

心を見せても良いとか悪いとかを気にしているわけではないが、心に思っていることを自然に吐露することが出来るのは、信頼かな。それは時間をかけてある日きがついたらそこになるものなので、簡単には壊れたりしない。

ライブで自分の好きな曲が演奏されるとかなりテンションが上がる。
音楽は感性の迸り。
去年の感情を反芻しながら、至福の時間に漂う。

 

■明けましておめでとうございます
 - 1月3日 -

年男です。

暦は人が経験的に自然現象や人間の生命活動の周期を積み重ねて作られたものなので、
その周期は人生に何かしら影響があると思うのです。

今年はある区切りになることは確か。
今まで積み上げてきたものをしっかりとした礎とし、次の12年に繋げるのが大切かな。
確かにそう言うことが必要な事が起こってきているものね。

何より、どんな苦難でも逃げずにやり遂げて、いい結果とする強さ、しぶといさ、慎重さ、大胆さ。

つながる先は、より多くの人の幸せのために
そして、自分の幸せのために

 

■明るい夜
 - 11月24日 -

ここのところ月が大きく明るい。

今日帰って車を降りたとき、街灯が付いているのかと思って空を見上げたら、月と星が恐ろしく明るかった。
足下の小石まで見えるほど。
とても神秘的で心洗われる月明かり。

なかなか会えなくなったあの人の事を思い出させる月。
今も元気ですか。泣いたりしてませんか。

僕は…  今もここにいます。

 

■建築家という生き方
 - 10月15日 -

黒川紀章先生が永眠。

ここのところ、選挙で知名度が変な意味で上がったが、元々建築家として僕の尊敬する人です。

実家の生業とは別に、僕に土木・建築という世界の魅力を伝えてくれた人。
今の日本人には、選挙のイメージがつよくて「変なおじさん」なのかもしれませんが、世界では建築家として非常に尊敬を集める人です。
去年行った中国でも、建築デザインの雑誌の表紙が黒川先生のものが何冊かあるくらい。

人生の中では各自の心のいろんな表現方法がありますが、
建築の表現は形が残り誰でも観ることが出来るという点で個と公の間をデザインするものだから、イマジネーションと労りの心が必要であり、 そういう意味では、やはり黒川先生も自分よがりではなく、みんなのためを考えていたんじゃないのでしょうか。
先生の立ち上げた党名は「共生新党」 … 共に生きるとはとても難しいが故に価値があること。

同じ公共をデザインするものとして敬意を表しつつ、ご冥福をお祈りします。

 

■東京事変
 - 10月5日 -

10/4、5と東京で研修。

泊まったのが新宿だったので、久しぶりに西口の繁華街へ出かける。
ヨドバシカメラが席巻する地帯。
区画は依然と全く変わらないけど、大型量販店以外は結構店が変わっている。

お洒落居酒屋が軒を連ねていたので、すぐ入れるところを見つけて入店。
鮮魚を使った料理が自慢の居酒屋で、ノドグロの鮮魚もあってびっくり。
お酒もビール、ワイン、日本酒、焼酎とチャンポンしながらどんどんすすむ。
食事もお洒落系。
若い親父三人は「炙りスーパーチャーシュー」の名前に色めき立ち、
注文してみたら、目の前でバーナーで直火焼き!!
美味しくいただきました。

ものすごい勢いで姿を変えながら、多くの人々が行き交う街、新宿。
少し年を取った僕には、眩さと人の多さが少し疲れさせた。

街は輪廻する…

 

話は変わって…
今年もまた、会社が入っている異業種交流会で「甲斐路100km歩け歩け大会」が開催されます。
僕は今回7日に試験があるため、6日だけのサポーターですが、100人ほどの人たちが、盆地をぐるっと一周、30時間かけて100km歩き続けます。
湯村 →(北バイパス)→ 塩山 → 勝沼 →(R20号)→ 韮崎 →(R52号)→ 鰍沢 →(R52号・若草双葉)→ 
旧白根 →(アルプス通り)→ 湯村
見かけたら応援してね。

 

■Yesterday & Today
 - 10月2日 -

涼しい…
ただただ、ひたすら涼しい。あんなに汗かいていたのに、一週間経たぬ間に涼しくなった。周りの人たちは寒いと言っているので、きっとそうなのだろう。それでも、夕方になると汗をかきすぎてとてもぐったりし集中力に限界を向かえていた頃に比べると、大分爽やかに夜を迎えることができる。しかし爽やかすぎて、逆に心地よい眠気がひたひたと忍びより、いつの間にか「良い夢見ろよ」的な状況になるこの頃です。

さて、この一ヶ月、日本的にはかなりやばいところにあるなぁって感じです。
安部首相は絶対あり得ないタイミングで辞めちゃうし(本当にやばいのは、あり得ないタイミングであることが分かったいながら辞めなきゃならないようは状況にあったこと、意図のない批判ばかりして人を追い込む信念のない批判議員の多さ)、相撲は芸能ネタから深刻なイジメの問題になっちゃうし、親族の中での殺人が増えるし…

心を通い合わせると言うことは、本当はもの凄くエネルギーがいることで、変わらぬ関係でいること、その状態を保つというのも実はエネルギーがいる。怖いのは流されていくこと。変なことが変だと感じなくなること。あがらうことを止めること。

最近、好きな人から連絡が途絶え、非常に心配。また、悩んでるのかな…

 

■海を見にゆく
 - 9月2日 -

今年はここ数年の自分の人生を振り返る機会が多い。偶然にも、何年か前に行った場所に同じ頃に再度行くと言うことが続いている。

今日も昨年と同じ日に同じ海へ行った。
ただ、海を見るだけのために。潮風を感じながら、海沿いを車で走るために。
そこには難易も変わっていないようで、でも少し違う地球の姿がある。同じようでも一瞬とて同じ姿はない。
自分が変わっていない様な気がしながら、実は結構変わっている。
変わりたいと思いながら、変わりたくないと思いながら、時は過ぎていく。

たまたま気が向いて、古いMDを引っ張り出して聴いてみる。
当時、好きだった曲は今も半分くらいは好きかな。嗜好も変わっているのだ。

好きだったものは変わらないが、これから選ぶ好きなものは意外と違うものか。
決めるのは、好きだった過去を背負った今の自分であり、変わっていく未来を歩く自分なのだ。

テレビで Dragon Ash がベスト盤を出すとかで、「陽はまた昇り繰り返す」が流れている。
昔を振り返りながら、今を思う。

 

■高熱T
 - 7月7日 -

今週、お酒を飲んだ後、蒸し暑い中ちょっと歩いて汗かいてエアコン付けっぱなしで寝た。油断してた。
午前4時頃、あまりの寒さに目が覚めた。のど激痛。しかし、あまりの眠さにエアコン止めて、布団かけて寝た。

翌日、激のど痛のまま、会社に。お昼過ぎから全身だるだる意識朦朧、偏頭痛にさいなまれ、変な汗が流れ落ちる。完璧に風邪ひいた。しかもこんな表情になったのは、これまで記憶が無いくらい無い。加えて先週くらいから酷くなっていた左足の詰まった感じからくる痺れも加わって、久しぶりに自分でも病人であることを自覚。

次の日、熱は依然酷く、体温計で計ったみたら38度。久しぶりにみた、自分が38度って。ていうか体温計で体温を計ったこと自体、大学以来じゃないかな。結局二日間、調子に乗れないウィークデイを過ごして、今日に至る。

今日は本当なら海へ海鮮丼を食べにリフレッシュする予定だったのに、結局ドタキャン。七夕は一日寝てた。彦星は織姫に出会えず… 残念。

 

■The Cultural Tour 07 in Tokyo
 - 5月3日 -

毎年恒例になりつつある、日本の文化を見に行く旅。
今回は東京で話題のスポットに出かけてきました。
都内は滅茶苦茶混んでいるわけではなかったけど、憲法記念日と言うことで至る所で右翼が拡声器で訴えているのを機動隊が取り囲んでおり、この混雑がすごかった。

一カ所目はレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「受胎告知」と彼いろんな仕事の成果を展示していた国立博物館へ。絵も色合いとか深くて良かったが、ダ・ヴィンチの仕事を紹介した展示はすごく良かった。事実を感覚的ではなく、数学的に解き明かしていく課程がすごく感銘を受けた。

お昼は月島へもんじゃを食べに。感想はここはもう観光地になっていて、もんじゃをたべるという観光が成り立っている。お店も観光客をこなすという雰囲気があって、料理は美味しいけど、その雰囲気はちょっといただけなかった。

それから、東京ミッドタウンや国立新美術館など話題の建築物を見て回り、最新デザインの潮流を感じてきた。

最後はチャンコダイニング若の六本木本店でちゃんこ鍋をいただきました。料金はちょっと高めだけど味付け・サービスはさすがでした。あと、嫌み無く素早い対応で上手にお客の回転を上げる技、さすがです。

観光は「その地域の宝を観に行く」というのが語源だそうですが、本当に日本にはまだまだ僕が見たことのない宝が沢山あると思います。今年は月一でそう言う宝を観に行けたらなぁと考えてます。

 

■春爛漫
 - 4月8日 -

暖かいですね。気持ちも前向き。
4/8は華の日。
高校の入学式がちょうどこの日で、担任の先生が華の日の由縁を話してくれたことを今も覚えています。
しかもあの日は春の大雪だったな…

それにしてもやっぱり気候は春ですね。晴れた日も雨の日も何とも空気が柔らかい。
三月末の感傷的な気分ももう無く、今は新緑の色が香が心にも体にも力を与えている。

ただ、何とも眠い感じが抜けないのはまさに「春眠暁を覚えず」ですね。 

 

  

 

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