ちゃいの秘密日記 
○●2012年度●○

  

 

■新年
 - 1 月 2 日 -

明けましておめでとうございます。

本年も持てる技術を世の為に活かせるように邁進していきたいと思います。でも、まだまだ勉強しなくてはいけないことだらけですので、皆様、今年もご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いします。

2013年も明けてはや二日目。
元日は毎年恒例、会長と一緒に会社での神棚へのお参りと社屋・社用車のお祓いを行い、今年も社員一同大きな怪我や病気をせずに良い仕事が出来るよう祈りました。夜はいつもこの日にならないと始められない年賀状を書き上げました。
今日は甲府商工会議所青年部の例会で、十数年ぶりに和服を着ての初詣に出かけ、銀座通りでの御神酒と豚汁を新年に甲府を行き交う人たちに振る舞い、何となく正月らしいことができました。

昨年は仕事納めの数日前に急な仕事で且つ今土木ではホットな場所の仕事が飛び込んでヤキモキしながら何とかこなしたのに象徴されるように、本当に仕事に追い立てられるように過ごしてきた一年。自分をあまり意識することができないくらい日々の出来事に奔走しました。

震災後の我が日本がどこへ向かうのか、私達自身が試させら昨年。山梨もいろんな事がありました。

仕事の視点では、12月の笹子トンネルの崩落事故は、社会基盤の維持管理業務をきちんと出来なければ建設業が仕事にならない決定的な瞬間を目の当たりにし た気がしました。実際、その現場を目の当たりにすると、今後の日本の社会基盤の行く末を案じずにはいられません。
本質的な構造よりも部材の劣化が問題になること、他の製品では日常的に在ることが、永久構造物という名の元に部材そのものの交換技術まで 配慮して設計がなされていないことに、設計者としては改善しなくてはいけないことが多々思い浮かびます。
学生の時、部材の交換や土地利用を建て替えを前提 に考えることを、卒論の研究課題にしようとした問題意識を思い出しました。当時、「土木構造物のリサイクル・デザイン」というキャッチをイメージしました が、壊れない構造物を最初から分解して交換可能な構造物として設計するという考えでいろいろ議論しました。結局形に出来ずに土木遺産の保存と活用にシフト した十数年前を、最近寝るときに思い出します。

政治の視点では、年末の衆議院選で再び自民党政権にもどり、定数削減が議論される山梨では7人もの議員が誕生しました。国会議員という職業にはいつも思う ことがあって、地域の溝板話を国政にあげることが仕事ではなく、日本国が世界の中でどうきちんと存在していくのかと言うことを具体的に作り上げること、国 全体として国民の進む道を決めること、それが大事な仕事であると思うのですが、この仕事を今回選出された議員の皆さんがしっかり出来るのか見ていく責任 が、選出した我々投票者にはあるのだと思います。そして、投票者自身もまた、自分の仕事の中で日本を作るために協力していくことが必要です。それ無くして 国の進展は無いと思うのです。

12月があまりに忙しくて思う事がかけなかったので、自宅で静かに文章打ってたら長くなりすぎました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。社会を担う40代としても、今年は意見をきちんと伝えていきたいです。

重ね重ね、今年もよろしくお願いします。

 

■感覚的衝動
 - 10 月 5 日 -

10月が始まりましたが、今日も早くも5日終了。

月初朝礼で訓辞、内定式で熱弁、さくらもつの戦略会議に出、IS O内部監査で経営方針について答え、大学の講義が始まり半日しゃ べりまくり、市民懇談会で行うシンポジウムのリハーサルに行き、 経営の研修でハイレベルの外交課題の論理的解釈の雨に打たれ、交 差点開通の為の警察立会で汗をかき、農業実験の為に相手先と打合 せ、さらに業務の問題解決のため人的資源の配分と図面照査で徹夜 した五日間。
秋は夜長なので、いくらでも働けちゃう危険に満ちています。

そんな日々の中、明日は異業種交流団体ハイコープの恒例行事「甲 斐路100km歩け歩け大会」にサポーターで参加。明日の朝4時 起きでそこから36時間サポート班を切り盛りします。
この大会の趣旨は、ハイコープの会員企業の社員教育の場であり、 自分の限界に挑戦し超えること、他人の限界への挑戦の為に誠心誠 意応援すること、この二つの為に行う行事です。歩く人も参加費を 払いますが、サポーターもお金を払って他人のサポートをするので す。すさまじくストイックな大会です。ですので、明日も世の為人 の為、全力でサポーター楽しませていただきます。結構マッサージ 上手いんですよ!

 

■草間さんのインパクト
 -9 月22 日 -

ここの所、週に二日はまるまる県外と言うことが続き、仕事が進まないので、連休は仕事をほぼしています。

全部だとさすがに息が詰まるので、昨日はちょっとだけ美術館に出向き、夕飯を久しぶりに「碁八」さんに伺いました。 いつも料理はお任せでおねがいしますが、今回も目にも美しく味も絶品の料理とお酒を堪能させていただきました。いつまでも残暑厳しいですが、食事は秋の息 吹を感じさせていただき、大変美味しくいただきました。
赤澤店長、僕、久しぶりに深く酔いました。だって、日本酒の出し方、うますぎです。

 

■不惑
 - 5 月 18 日 -

40歳代に突入してしまいました…(^_^;

年度初めとなる4月から5月はいろんな組織や会の総会や歓迎会などで時間がとられる機会が多く、夕方はその後の懇親会などで飲む機会が多いです。 そのため、抱え込んだ宿題や資料の取り纏めに割く時間は少なく、朝早起きしたりしてバタバタで資料づくりをしたりして帳尻あわせをしています。

5月は生まれ月なのもあり自分的にはテンションが上がって、いろいろ気分よく取り組める月なのですが、なにせそうした公の活動も蔑ろにできない立場になってきたこともあり、結果自分の事に目を向ける時間は今月も少ないです。

会社も来年は自分と同じで40周年を迎えるため、周年事業として会社のポテンシャルアップを目指して数々の事業を実施しております。今日は海外研 修でシンガポールに行き、国際中継港としての産業的な歴史や近年の先端産業誘致による国際競争力の向上などを視察し、いろんな人種文化の混ざり合う地域 は、他者と理解し合うために、人々は互いに非常にやさしいことに感動してきました。ふと、山梨は閉じた地理的環境と社会環境の中で、時折つまらないことで ぶつかったりすることにガッカリする自分がいることを認識し、しかし、閉じた社会だからこその深い思慮の中で仕事をさせていただいていることも改めて認識 し、時々世界の空気を感じることはいいなぁと思いながら、強行軍の日程をこなしてきました。

奇しくもシンガポールで誕生日を迎えた区切りの年齢。
40歳として生きること。社会の中で、実際に社会を動かす力となる世代。
社会の問題に対して、きちんと向き合って動くこと。自分の仕事できちんと結果を出して、社会貢献すること。そんな世代の一員として生きていけたらいいなと思う。
そして、一人の人間として「生きていて良かった」と思える人生をつくりたい。

孔子は「四十にして不惑」だそうですが、そうなれるとほんとに良いですね。でも、今の自分は迷いに迷って考え抜いて、行動して結果につなぎたいです。

 

■新年度がスタートして…
 - 4 月 16 日 -

新年度が始まって早2週間が経過…

今年の自分自身の標語「改始」をうたっておきながら、なかなか改めて始めることが出来ないことが多い。
4月には年度末にバタバタしていて出来なかった今年の実施事項の準備時間をつくるつもりだったが、1週目の半分くらいしか対応できず、あとは会計検査対応や全測連の打合せ、休日はいくつかのボランティア行事に参加など、3月並みの動きで睡眠時間もあまり変わらない。
ただ、一つだけ変わったことがあって、朝活的に早起きして会社で仕事を始めることが出来ている。眠りにつく時間が早くなったので、その分早く目が覚める。
僕らの仕事は、社会基盤や建物をつくる時の顧客の希望をカタチにしたり困っている複雑な社会の仕組みを解決してあげることが仕事なので、時間や品 質、またそれにつきまとう責任を考えるとストレスが多い仕事だとは思うけど、気持ちをどのような状態にしておけるかで、捉え方と攻め方が随分変わる。

朝は夜よりも前向き気分がより活性化する。自分が本来仕事に向かうべき時間よりも早く動くことは、「攻め」の気持ちで取り組むことが出来る気がする。
いつまで続くかはわからないが、とにかく出来るかぎり、人生を自ら立ち向かう気持ちで早起き生活を続けたい。

ところで、先週末に中学一年生の時に担任としてお世話になった先生と会った。実に25年ぶりである。僕の人生の中で、一番生き方について影響を受 けた先生。人生のベンチマークとなっている数人のうちの一人である。そんな先生とお酒を酌み交わす日が訪れたことをもの嬉しく思う。先生はあの頃の厚い気 持ちを持ちながらも、すごく優しくなっていた。今の教育の難しさもあるとおもうが、是非あの頃僕たちが感じた生きる熱さの様なものを、今の子ども達にも伝 えてあげて欲しい。加えると、聞けば、僕らの世代が一番モンスターペアレントになっていることが多いとか。自分自身も気を付け、自分に厳しく他人に優しく ありたい。

そんなわけで、歳的にも季節的にも「改始」には良い時期。人生を無駄にしないように、改めて自分が向かいたい希望の姿に向けて、「生きるを活かす」を始めよう。

 

  

 

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